価値を失わない共有地の土地活用方法11

価値を失わない共有地の土地活用方法11

ご相談概要

  • 相談者Aは東京都内駅にほど近い土地を共有名義で保有
  • 共有者Bとの間で土地の活用方法について意見の不一致が生じる
  • 共有地の分割を前提として弊社に土地の価格算定依頼をいただく

REAXからのご提案

ARCで土地に関する資料や現地を確認した上で下記内容を勘案し、土地を分割するのではなく売却することを提案しました。

  • 意思疎通ができないまま土地の共有状態が続き、市場価値が下落していること
  • 人通りの多い道路に面した立地に倒壊寸前の家屋が存在しており、速やかに対処する必要があったこと
  • 木や雑草が生い茂り、安全上・景観上の問題があったこと

ご相談の解決

上記ARCによる提案を受け、相談者Aと共有者Bは土地の分割ではなく売却することに合意しました。

ARCの不動産鑑定士、提携の土地家屋調査士、事業者等が連携し下記の関係作業を速やかに実施いたしました:

  • 売却に際しての価格算定
  • 隣地との境界確認
  • 家屋の取り壊し、木や雑草の伐採

売却合意とともに土地建物の売買契約が結ばれ、約1か月後には代金支払いと共有持ち分の譲渡が完了。当該土地は一等地としての本来の価値を取り戻しました。

本件担当者よりの所見

当事者間で問題解決を図ろうとしても、手法や配分について感情的に対立してしまい、事態が複雑化する例が多く見られます。訴訟に至れば時間もお金もかかってしまいます。問題が大きくなる前に、解決に向けた提案力のある専門家のコンサルティングを受けることをお薦めします。

執筆・監修者の写真

不動産鑑定士

青山 太郎

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